駄目人間のなんとなく書き続ける日記

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フレラバ ~Friend to Lover~ 感想

『フレラバ ~Friend to Lover~』公式サイトへ

友情発恋愛行き






ジャンル恋愛ADV
発売元Alcotハニカム
発売日2013年6月28日
原画あめとゆき、ひなたもも、REI、かのら(サブ)
シナリオチーム・フレラバ
(早瀬ゆう、木村ころや、柊晴空、松倉慎二)
音楽Angel Note
アーティスト真里歌、夏希美羽
総プレイ時間約21時間
総合評価B

~あらすじ~

今年もまた春が来た。
桜が咲き乱れ、新しい生活の始まりに思いを寄せる季節だ。
この学園生活も2年目に入り、
ようやく余裕も生まれてきた時に周りに目を向けると……

「これからブリーフ狩りを始める、ボクサーパンツはセーフ、ノーパンは論外だ!」
「おい! 部屋のパンツ放置してたらキノコ生えてきたんだけど!!」
「ごめんね? 僕リザードマンにしか欲情出来ないんだ」
「……風が泣いているな」

俺の周りにはこんなヤツばかりだった。
いや、確かにコイツらとつるんでいるのは楽しい!
だけど俺の学園生活は……たった一度の青春はこんなもので良いのか!?
満ち足りているけど満ち足りていない。そう、足りないものに気付いてしまった。
俺だって健全な男のコ。だからこそやっぱり彼女が欲しい !!

思えば変わっていくもの、気付くもの。
男も女も思いは同じ。“俺は(私は)恋がしたい”
そこから始まる恋心。
――待っていたって は始まらない

■シナリオ

共通という名の友情パートは約6時間(会話を網羅するなら+2時間ぐらい)、
個別という名の恋愛パートは2.5~3時間程度。
今回はタイトル通り、主人公とヒロインとの恋仲発展模様を重視!
よって、ギャグはいつもより不条理さ抑え目。たまに爆発していましたけどね(笑)
しかし、鍛えられた戦士ですら砂糖を吐くほどに甘々なイチャラブはやはり健在。
ヒロインに求め求められ、それぞれが幸せになっていく様子は
見ているだけで大満足してしまい、“シナリオなんてどうでもいいや!”
って感じになってしまうはず。もちろん、シナリオ自体もよかったですよ。
意外なラストがあったりして地味に泣けます。幸せの涙です。

■キャラクター、グラフィック

皆原 陽茉莉望月 理奈
柊 ゆずゆ沢渡 岬

ヒロインは同級生3人と先輩1人の全部で4人。
人気はうまい具合にバラけている印象。
ヒロイン全員が良い意味で普通より少しハズしたキャラ設定だったのは◎。
特に、幼なじみでありながら幼なじみでない陽茉莉とか。
シナリオへの活かし方も含め、この点に関してはスゴいの一言に尽きます。

ヒロインもよかったですが、同様に素晴らしい働きをしてくれた
主人公にも拍手を贈りたいですね。
普段は歳相応のかなりのおバカちょっとお茶目、
恋愛に積極的でありながら、ヒロインと仲良くなっていくに従い、
彼女を第一に考えることの出来るようになっていく心優しいイケメンに!
そんな彼が不器用ながらも溢れる思いの全てをぶつける告白シーンは、
何度見てもステキすぎて涙出そうになります。感動した!
ラストでも普通ならなかなか出来ない男っぷりを見せてくれましたし、
やはり主人公も作品を彩る主役の一人なんだと改めて実感しました。

friendlover_kokuhaku.jpg

今作の原画担当は前作に引き続いてのお二人。
そして、とある作品で個人的に思い出深いREI先生も参加!
CGは確実に進歩しており、ヒロインの可愛さをより自然に描かれていました。
(↑のシーンはCG共にここ数年の中でもBEST3に入るくらいにはお気に入り)
・・・だがしかし!どうしてもやはり気になってしまったのがゆずゆの横顔!
アレはさすがにリテイクだしてもよかったのではないかと。違和感しかなかったです。

ひなたもも先生 『A-G』
A-G

あめとゆき先生 『あめ のち ゆき』
あめ のち ゆき

REI先生 『REI'sROOM@JP』
REI'sROOM@JP

■音楽、CV

OP『quantum jump』はどう聞いてもknowi・・・切ない青春ラブソング!
意味は“飛躍的進歩”だそうです。作品にピッタリのタイトルですね。
歌詞、メロディー共に今年聞いた曲の中では一番の出来でしょう!
しかし、SMEE作品は良曲に恵まれて羨ましい限りですねえ。


あの時、あの場所で、出会えたあの偶然は偶然じゃない――
“あなたの傍にいることのできる今この一瞬の幸せにありがとう”

CV陣に関しては個人的に問題なし。陽茉莉はHシーン含め◎。
評価の難しい方がいるにはいましたが、それはきっと制作陣のせいです。



感想

マイルドな進化ばかりではなく、常に新しいことに挑戦していくSMEEさんらしいこの作品。

friendlover_q.jpg

そう思わせてくれたのはやはり、フレンドパートにおける独自の会話システムでしょう。
一日に二回、話題のトピックを選んで意中のヒロインと会話し、
好感度を上げていきながらヒロイン毎のシナリオを楽しむこのシステム。
コレに関しては賛否両論・・・というか否な方が多いですねやはり。
このシステムは昔から様々なコンシューマーゲームにおいて見てきたわけですが、
どうやっても作業プレイ感を感じてしまうのが大きな問題点であり、
開発側も分かってはいたと思うのですが、それでもあえて挑戦したSMEEさん。
それは、この作品のコンセプトである『好意の蓄積』、『 コミュニケーション』
そして、“自分からヒロインを恋に落とす”
明確に表現するためだったのではないかと私は思っています。
まあ実際、私は楽しめましたよ。自分で選んで行動した結果、
それが失敗したとしても、それはそれで満足出来ますし。
普通のゲームなら自分の意志に関係なく、ライターさんが描く主人公の行動を
ボーッと見ているだけな受けの姿勢でしか物事を見ることが出来ませんからね。
それよりは、『ついに彼女ゲットしたぞーーー!』みたいな感じで
主人公共々、喜びを分かち合えたほうが断然良いってものです。多分。

friendlover_k.jpg

今作はより恋愛重視ということもあり、爆笑する回数はめっきり減ってしまいました。
これは確かに残念なことではありましたが、ヒロインの可愛さを全面に出していくためには
このぐらいの笑いでちょうどよかったかもしれません。いや、絶対にそう!
前作のラブラブルに比べ、よりイチャラブに没頭することが出来ましたし、
よりヒロインのことを大切に思えるようになりましたし。(コレ意外と大事!)
とはいうものの、他ブランドに比べれば笑える部分は十分に多かったですけどね。
(両親、リザードマン、普通すぎるモチョッピィetc・・・)

SMEE.jpg

『フレラバ ~Friend to Lover~』は『らぶでれーしょん』、『ラブラブル』、
『同棲ラブラブル』に次いでプレイさせていただいたわけですが、
こうして見ると、自分たちのやりたいようにやっていながらも
時代のニーズを読み取り、ユーザーの求めるものを追求して
より良い作品を生み出そうとするSMEEさんの気概がアリアリと伝わってきますね。
実に素晴らしいと思います。これからも頑張ってください。応援してます。



最後に

イチャラブゲー好きは黙って購入するべし。
会話パートが面倒くさいなあと思っても、とりあえず続けてみてください。
きっと最後には幸福感で満たされるあなたがそこにいますから――

お気に入りキャラ
陽茉莉、理奈、ゆずゆ

おすすめ攻略順
特になし。お気に入りを最後にしてモチベーションアップ!



※ここから先は各ルートの攻略感想です。クリア順で記載。
一応、ネタバレ注意で↓↓↓



陽茉莉

親同士の仲が良い、距離の離れた幼なじみ兼良き理解者。
ハムスターと映画をこよなく愛する。
髪型、服装変化が一々グッと来るひまひま可愛い!ひまひまぽん!

friendlover_himari.jpg

超ステキな告白(真面目さが伝わってきました)から一転、
序盤から主人公がハイテンションうざいこのルート。
しかし、そうならざるをえない主人公の気持ちがよく分かるルートでもあります。
だって、ひまひま超可愛いんだもん!ひまひまぽん!ひまひまぽん!

彼女は幼なじみだったということで元々の仲の良さもありながらも
長年、離れてしまったことによって主人公に対して変な余所余所しさを
持ってしまっており、その微妙な距離感を如何に上手く引き出せるかが
このルートの鍵だったわけですが、そんな心配は杞憂に終わってくれました。

大好きな幼なじみのためだからこそ選んだ別々の道。
その理由は大層なものでも何でもなかったのですが、
『それでもまた好きになった、二回も好きになった』というフレーズ、
陽茉莉のそれまでにあった様々な苦悩が吹き飛んだ瞬間の
あの晴れ晴れしさにはもう涙、涙ですよ。もちろん幸せの。
惜しむらくはママン達の活躍がもう少し見たかったぐらいで、
全体を通してみれば文句一つない、完璧と言わざるを得ないお話でした。



ゆずゆ

周りには粗暴な態度をとってしまうクラスメイト。意外に料理が得意な一面も。
告白シーンの最後の笑顔は反則級の可愛さでした。

friendlover_yuzuyu.jpg

序盤の粗暴っぷりはどこへやら、どこまでもデレデレになっていくゆずゆタソ。
携帯アプリのシーンなんかはもう予想通り過ぎて笑いしか起こらないレベルにw
あのかーちゃんですら悶絶してしまう桃色空間は確かに破壊力ありすぎました。
しかし、その一方でクラスメイトとは相変わらず一歩引いた立ち位置をとってしまうゆずゆ。
でも、それはすべてあんな悲しい過去があったから・・・
そんな、すっかり心を閉ざしてしまった彼女を救ってくれた
主人公と水泳部の仲間たちには感謝してもしきれませんねゆずゆは。
彼らに出会えて本当によかったと心からそう思える素敵なお話でした。
あと、水着着てのH絵が相当エロく感じました!



岬先輩

人付き合いが苦手そうな謎多き先輩。
学園内では神格的存在であり、誰もが振り返る清楚な先輩。チョコチップは神!
高嶺の花タイプというキャラ設定でしたが、
あくまで先輩の周りがそう思い込ませていただけであって、
最初イメージしていたのとはちょっと違かったかな?

friendlover_misaki.jpg

意外なところで爆笑させてくれたお茶目な先輩。
(先輩のご両親ワロタw 親父さんかしこまりすぎww)
しかし、ひまひま、ゆずゆに比べると格下に思えてしまったかなあと。
その原因はやはり上級生という立場にありながら、上級生特有の
甘えたくなるようなオーラが足りなかったから、ですかね?
店員嫉妬イベントやら見るに、逆(後輩)ならなあなんて思うことがしばしばありました。
ナニワトモアレ、友だちもたくさんできたし、夢が叶ってよかったですね先輩!



理奈

文武両道、明朗快活、家事も完璧なクラスの人気者。
主人公とは何でも言い合える小学生からの腐れ縁。
このルートは割と笑いが少なかったかな?まあ、弄るキャラじゃないしね。
代わりに愛に飢えていた理奈ちゃんのおっぱい甘えっぷりを堪能できましたけども。
あー、理奈ちゃんと一日中ベッドの上で怠惰に過ごしたいなあ・・・

friendlover_rina.jpg

そんな彼女に見え隠れする本当の顔――
理奈が愛情に臆病な理由、それは予想していなかったシーンで判明するわけですが、
その伏線含め、まさかポツリと放たれた一言からとは驚きでしたね。
そこからクライマックスの涙へと続く展開は、よーく見るとありきたりではありますが、
プレイしている最中はまったくそんなこと思わなかったり。
これも全ては、頑張っても報われなかった理奈がようやく掴むことの出来た
幸せな喜びに泣いたからかな?もうね、普通に泣きましたよお恥ずかしい限りです。
もう一周したらさらに泣けるかもしれません。(他ヒロインも同様ですが^^;)



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